中古ビデオ・DVD 名作紹介 邦画名作

・3-4×10月 90年 ドラマ 見る
「その男,凶暴につき」に続く北野武監督第二作目。
ガソリンスタンドに勤める草野球チームのメンバー・雅樹がささいな事でヤクザといさかいを起こし,
ついには野球チームと暴力団との全面抗争にまでエスカレートしてしまう。
沖縄の地元の暴力団からはみ出したヤクザ役のビートたけしと渡嘉敷勝男のやりとりも絶妙。
さえない草野球メンバー・雅樹には柳ユーレイこと小野昌彦,同じく草野球メンバーにガナルカナル・タカこと井口薫仁とたけし軍団が多くキャスティングされていて,ヒロイン役の石田ゆり子さんを除けば,ほぼ軍団というキャスティング。
豊川悦司さんもヤクザ役として登場している事にも注目。
今作品にもたけしからの強烈なメッセージが刻み込まれている。
・39・刑法第三十九条  99年 サスペンス  見る
”心身喪失者の行為はこれを罰しない。心身耗弱者の行為はその刑を減刑する”と記された刑法第三十九条をモチーフに人間の心の闇を鋭く切り込んだサイコ・サスペンス。
殺人の容疑で逮捕された劇団員の柴田は,あっさりと犯行を認めるが殺意は否定。
尋問中,おとなしかった柴田が人格を一変し,意味不明の言動を発し始め,精神鑑定人に突っかかる・・・。
不可解な行動の連続に多重人格と診断され,刑法三十九条が適用される方向で裁判は続いていく・・。
しかし,その診断に疑問を持った女性精神鑑定人は真実を追究する,この事件の裏に何があったのかを・・。
犯人との質疑応答,緊迫の法廷,思わぬ結末,法の限界,様々な人間模様・・映画化していなければ知ることのなかった事が,各場面に散りばめられているような気がします。難しいテーマにもすんなりとはいっていける映画です。
女性精神鑑定人役を鈴木京香さんが,犯人役は堤真一さんです。
・青の炎  2003年 青春ドラマ  見る
秀一は湘南の高校に通う17歳。
女手ひとつで家計を担う母・友子と、妹・遙香の三人暮らし。
しかし、十年前に母が離婚した男・曾根が出現し、その平和な生活は壊される。
傍若無人に振る舞い、一日中飲んだくれ、母の体に手を出す曾根。
ついに妹まで危機が及んだとき秀一の怒りは頂点に達した。
秀一は家族を守るために自らの手で曾根を殺害することを決意し、裏サイトや医学書から収集した情報をもとに「完全犯罪」のシナリオを練り上げる。
そして計画を実行に移すのだったが・・。
・あひるのうたがきこえてくるよ。 93年  人間ドラマ  見る
都会での煩わしい生活に嫌気がさし,妻とも別れて山あいの湖にやって来た中年の男と,男にくっついて歩くアヒル達,彼らは湖畔でテント生活をはじめる。心に浸み入るような深緑の山々は彼らを包み込む。
のんびりと本を読み,湖をカヌーでゆったりと漕ぐ,魚釣りを楽しみ,そしてアヒルを教育したりもする。
そして地元の村人たちとの触れ合い,だがある日ちょっとした事件が起こる・・・・・・・・・・。
楽しい時間は長く続かない,まぁ,だからこそ楽しい時間がもっと楽しくなるんだろう・・・・・・とも思います。
監督は行動派の作家としても有名な椎名誠,文筆,映画活動だけでなく,写真家としても活躍しています。
本作品は彼の友人でもあり世界中の川をカヌーで下っている冒険家,野田知佑(原案)が飼っていたアヒル?
(椎名さんのエッセイに書いてあったんだけど忘れてしまいました)達の話にヒントを得た椎名誠の短編小説「アヒルの飼育」を映画化したものです。                                           
・アンラッキー・モンキー  97年  サスペンスコメディ   見る
「DRIVE ドライブ」で,さらに評価をあげたサブ監督作品。
彼の独特の映像世界と笑いのセンスがぎっしりつまった今作品は,アンラッキーにも強盗犯・殺人犯になってしまった哀しくもおかしい人生を不条理に描いてます。
堤真一さんの周りの空気を一瞬にして包み込む演説シーンは見物です。
出演は堤真一さん,田口トモロヲさん,大杉漣さんといったサブファミリーが揃ってます。
うみ・そら・さんごのいいつたえ 91年 人間ドラマ  見る
作家:椎名誠が海への限りない愛を描いた監督第2作。
灼熱の沖縄に1ヶ月半にも及ぶロケを敢行,
「海の好きな人なら,誰にでもわかってもらえるような映画」にこだわった。

世界有数の貴重な珊瑚礁に囲まれた沖縄の島を舞台に,東京の生活に疲れ逃げるように故郷の島へ舞い戻った母娘を中心に,島に住む個性的な人々の生活模様を描き出していく。
感動のテーマ「少年と海」は元YMOの高橋幸宏。
・カオス 2000年 サスペンス  見る
「私を誘拐して下さい」・・・。
ある日,便利屋の黒田は多額の報酬と引き替えに狂言誘拐を引き受ける。
全ては順調に進み,無事に狂言誘拐が終わると思った時,黒田は信じられない光景を目にする。

そして事態は思わぬ方向へ進んでいく・・・。
誰もが巻き込まれる可能性のある日常の中,心に潜む恐怖を描き出す。
便利屋の黒田役には「CURE/キュア」でサイコキラー役を演じた萩原聖人,主人公の人妻役には「リング」「リング2」の中谷美紀,そして監督は中田秀夫,このスタッフ・キャストを見るだけで観たくなる作品です。
・学校 93年  人間ドラマ 見る
年齢も境遇も人種も世代も違う人間達が集まる夜間中学校。
教師の黒井は転任の要請も頑なに拒みながら夜間中学の教師としてそこに集まる様々な教え子達を送り出して来た,今年ももう少しで卒業というときに,黒井のクラスの生徒,イノさんの訃報が入る,悲しい知らせに呆然としながらも仲間はイノさんへの思いを巡らせる,イノさんの人生とは,社会とは幸福とは,そして自分とは・・・。
なんだか社会ってやつがおかしいな,それを一番肌に感じるのは学校,教育の場なんでしょうか,夜間中学に通っている生徒達はイノさんの死から何を学びとったのでしょうか。
出演の黒井役に西田敏行,イノさん役に田中邦衛が素朴で味のある演技を見せてくれます。
・学校U 96年  人間ドラマ  見る
93年公開で様々な反響を呼んだ「学校」のパートUの舞台は北海道の養護学校に通う少年の物語。
リュー先生の担当するクラスには問題児の少年がいる,新任のコバ先生は気の休まる暇もなくノイローゼ気味にまでなってしまうのだが・・・・ある日,奇跡は静かにやってきた。
テーマである人間愛が吉岡秀隆演じる少年の挫折や成長と,それを見守るリュー先生達の姿を通して沸き上がってくる作品です。
・御法度 99年  時代劇  
幕末の京都,加納惣三郎という恐ろしい程の美貌の持ち主が新撰組に加わる。
隊内では彼をめぐっての殺傷騒ぎまで起こり・・・・。
新撰組というある意味古典的な題目と同性愛という今までに無い視点から光を当て影を映した作品です。
俳優陣もこれがデビュー作となった松田優作の息子松田龍平,ビートたけし,浅野忠信,武田真治といい味出してる役者さんがそろっています。
・ソナチネ  93年    アクション  見る
ビートたけし演じる村川は,ヤクザ家業に嫌気が差している北島組幹部。
親分の依頼で沖縄に助っ人に行くが,聞いていた話と違う・・・。
次々に凶弾に倒れ,ついに弟分のケンまでも・・。
逃げ場のない村川は,破滅へと突き進む・・。
「その男,凶暴につき」,「3−4×10月」などで海外からも注目を集めた独特の暴力シーンは勿論ですが,今作から独特の空気感で笑いも誘ってます。
作品を重ねる事に監督としての評価を上げている北野武,海外ではカルト的なファンもいるそうで・・。
日本よりも海外の評価が高い監督でしたが,「HA・NA・BI」や「菊次郎の夏」などで日本でも実力に評価が追いついてきたんじゃないでしょうか。邦画は嫌いだけど,北野映画は好きなんて方は結構いますよね。
どこか,日本映画にはない独特のセンスというか空気感を感じます。
暴力,笑い,感動どの分野でも,さすがと思わせてくれます。
・バトル・ロワイアル DVD   人間ドラマ  見る
内容の衝撃さが問題となり,公開をめぐって賛否両論が巻き起こった同名小説を映画化した深作欣二監督の問題作。
強い復権を目的とした”新世紀教育改革法”通称BR法。
 藤原竜也演じる七原は,無作為に選ばれた1クラスを最後の一人になるまで殺し合うという,あまりにも残酷で無意味な法律とも戦いながら生きる意味を探していく・・。
R15指定で公開され,賛否両論が巻き起こった。
・天と地と 90年  時代劇  見る
群雄割拠の戦国時代において,宿敵として幾度も対峙した上杉謙信と武田信玄の二人。
二人が戦いを繰り広げた「川中島の合戦」を壮大なスケールで描いた大作。
精鋭を誇る武田騎馬隊を筆頭とした武田軍に,戦いの神,毘沙門天の毘を旗印とした上杉軍が挑む,赤と黒に染められた大地が轟音をあげ引き裂かれる。
若き謙信(長尾影虎)役に榎木孝明,そして老獪な信玄役に津川雅彦,音楽は小室哲哉が担当した。
また日本映画としては当時最高の20億円以上を予算として使ったことも話題を呼んだ。
・富江 98年  ホラー  見る
20歳の泉沢月子は3年前に交通事故にあったため事故前後3ヶ月の記憶がまるで無い,月子は現在,事故の後遺症である記憶障害と不眠症のため病院の精神科に通っていた。
それと同時期,とある高校のクラスで自殺者や精神に異常をきたす生徒が続出する事件が起こる。
その事件の前に同クラスで,川上富江という名の生徒が行方不明になっていた,その後,月子の周りに川上富江と名乗る女性が現れ,恐ろしい事件が起こりはじめる。
原作は伊藤潤二の恐怖マンガ,男たちの殺人衝動を激しく揺さぶる富江役を管野美穂が怪演。
・波の数だけ抱きしめて 91年  青春ドラマ  
1982年の湘南海岸,5人の男女が大学生活最後の夏休みにラジオのFM局「KiWi」の設立とそれぞれの恋に情熱を注いでいた。
地元の人間にしか分からない抜け道情報を盛り込んだりと工夫し,仲間と喧嘩しながらFM局は育ち,軌道に乗り始めていたが・・・・。
大学生達の恋の行方と一夏の夢を描いた爽やかな青春物語です。
役者陣だけでも織田裕二,中山美穂,別所哲也,松下由樹,という今見ても豪華なキャスティングに加え音楽を担当したのが松任谷由実。今でも活躍してる役者さんたちの青春も役と重なって見られます。
「私をスキーに連れてって」「彼女が水着に着替えたら」に続くホイチョイムービー3部作の完結編!とパッケージ裏面に書いてあったのですが,それを見て,自分が勝手に思いこんでいた”ホイチョイ”と真の”ホイチョイ”を知ったのが秘かな驚きでした。(誰かが名付けたジャンルだと思ってた・・・)
・HANA-BI 97年  人間ドラマ  見る
北野武監督の第7作目。子供を亡くしたショックで言葉を失った妻と静かに暮らしている元刑事。
彼は多くの同僚 を傷つけ死なせてしまった数年前の忌まわしい事件に責任を感じている。
車椅子での生活を余儀なくされた友人 や殉職した部下の遺族らに仕送りを続けていたが,ヤクザからの借金がかさみ追い詰められていく・・。
ヴェネチア映画祭金獅子賞受賞作品。
・不夜城 98年  サスペンス  見る
新宿,歌舞伎町,台湾人と日本人の間に生まれたリウ。元相棒のフーチュンは上海マフィアの一人を殺し,逃亡していたが,この街に戻って来た,それを知った上海マフィアのボスはリウに3日間でフーチュンを探し出すよう命令する,この3日間はリウの命の猶予でもある。
捜索をはじめたリウの前に一人の女性が現れる,彼女の名は夏美,フーチュンの元愛人だという。
リウは夏美と危険な愛におちながらもフーチュンを追いかけるが・・・・・・。
原作は馳星周の同名小説,多人種が集まる街,新宿で中国系マフィアの抗争に巻き込まれてゆく主役リウを金城武が,夏美には山本未来,そしてフーチュンを椎名桔平が演じてます,混沌を背景に愛と裏切りの世界を見事に表現した作品です。
・ボクサー  77年 スポーツドラマ 見る
二人の男が出会った。
一人はかつては栄光の道を歩いたボクサーで,今は落ちぶれたトレーナー。
もう一人は,陽の当たる場所を求めて沖縄から出てきた貧しい青年。
生きるための闘い・・・。
一発のパンチのために憎しみをかきたて,リングにあがるまでの命を噛み砕く日々・・・。
そして二人のチャンスは,遂に巡ってきた千載一遇のチャンスに全てを賭けた。
主演は「仁義なき闘い」で乗りに乗った頃の菅原文太。若き清水健太郎,そして具志堅,ファイティング原田等の歴代のチャンピオンたち。詩人,劇作家,そして映像作家でもあった異才・寺山修司が,拳に賭けた男たちの鮮烈の青春をスクリーンに叩きつける。
・鉄道員(ぽっぽや) 99年  人間ドラマ  見る
北海道のローカル線の終着駅で駅長を勤める高倉健演じる乙松は,もうすぐ定年を迎える。
雨の日も雪の日も風の日も列車を迎え,送り出す事に鉄道員としての誇りを感じていた。
愛する妻や娘の死を見ることもできなかった彼に,ある日,謎の少女が現れる。
その人なつっこい少女は,乙松に不思議な体験をもたらす・・。
「四十七人の刺客」以来,約5年振りの主演となる高倉健は本作品の劇場公開の挨拶を欠席してしまうほど,この作品に全てをそそぎ込み,完全燃焼した。
・ホワイトアウト 99年  アクション  見る
真保祐一のベストセラー小説の映画化。
日本最大のダムがテロリストに占拠され,ダムの職員が人質となる。
そこに偶然逃げることが出来た織田裕二演じる富樫が,一人立ち向かってゆくという,最近の日本映画では見ることのなかった正統派アクションです。
主演の織田裕二は,この出演依頼が来る前から小説に感動し,映画化不可能と言われた同作品を危険を承知で出演。
彼は言います「僕はアクション俳優ではない,でも僕には僕にしか出来ない演技がある」と。
この作品に対する彼の熱意,彼の伝えたかった事を感じ取れる事が出来れば,最後には涙するでしょう。
逆にアクション映画として,どんなアクションをするのだろうという見方をすると,ちょっと厳しいかなという感じです。
テロリストのリーダー役には佐藤浩一さんが,これまた良い味をだしています。
さらにDVDの特性を活かした特典や撮影裏話的なものも入っているのも魅力的。
MEDIA CREATE SHOP

中古ビデオ,お祝い,似顔絵,映画,中古DVD,イラスト,ギフト,名作,結婚